社会福祉法人せせらぎ会の運営理念
人の暮らしというものが、その人の年齢や所属、家族構成、思想、経済環境によって様々に違うのと同じように、障害のある人の暮らしもそれと同じ要件によって違うべきであり、特別な人として特別な暮らしを強いられるべきではありません。しかし障害の特性や福祉施策の今までの流れ、支援の方法論の問題から、障害のある人が「普通の暮らし」を求めてもそれに応えることができてこなかったのが現状ではないでしょうか。
「普通の暮らし」とは何か。自分自身の生活を振り返るだけでも人によってその解釈は様々であると考えられます。私達は絶えずそのことを問い続けながら障害のある人の暮らしの在り方について仕事の中で具体的に形にしていかなければなりません。それが私達の仕事の目的です。